読書感想文:「ソフトウェア要求」2, 3章

作成日:2024/03/19

学習の内容と経緯

読書感想文:「ソフトウェア要求」1 章の続き。

面白かったポイントと考察

ビジネス要求とユーザー要求

顧客、会社、ステークホルダーが達成したいビジネス目標である「ビジネス要求」と、実際にプロダクトを利用する人から出てくる「ユーザー要求」は分けて考えたい。

開発者と協力して優先付けを行う

すべての要求に答えられるわけではないので、要求に優先付を行うのは必須である。優先順に並べられたタスクは開発者の判断する基準となる。

要求の変更は慎重に行う

ニーズの移り変わりが早い時代で要求が絶えず変更される状況には適応すべきだと思う。ただ、適応するにしても限界がありそれを超えてしまうと、高品質なプロダクトをリリースすることに対して悪影響をもたらしてしまう。 それを解決するためには、一貫した要求変更プロセスを定義しそれに従わせることによって悪影響を抑えることが出来る。 ここで言う悪影響とは、おそらく要求に対する認識違いやスケジュールの超過のことだと思う。

参考文献

(1) カール ウィーガーズ;ジョイ ビーティ. ソフトウェア要求 第 3 版 (Japanese Edition), 日経 BP 社. Kindle Edition.